合格校 附属・学院・修道中学 附属小 男子

生徒

僕は、サッカーをしたり、走ったりと体を動かすことが大好きです。でも、コツコツ勉強することは好きではありません。
 大木スクールの勉強は、分かりやすくて楽しいけれど、たくさんやることがあって、苦しいなと思うこともしょっちゅうありました。
 先生からは「このままじゃいけんぞ」とよく言われていました。頭ではわかっていても、僕の生活は変わりませんでした。
 六年生の二学期、クラスが落ちました。本当にがっかりしました。でも、元に戻れるように、僕も本気を出しました。社会の再テストがたくさんたまり、最後まで苦労しましたが、おそくまで残ってがんばり、クリアするという先生との約束を守りました。
 受験の時は、休憩時間に先生からもらったお守りの文を読んで、心を落ち着けて臨みました。
 がんばって努力したら、必ず夢は叶います。後輩よ、大志をいだけ!

保護者

「お母さん、今までありがとう」
 入試の日の前夜、緊張からなかなか寝付けない様子だった息子が、襖越しに私に言いました。涙がとめどなく溢れ、三年間が走馬灯のように思い出されました。
 四年生。塾がある生活に慣れてくれたらいいという気持ちで送り出していました。先生には怒られてしまいそうですが、家で宿題をする姿も見られなかったと思います。
 五年生。暗記科目が加わり、「宿題はちゃんとして行こうよ」と言うようになりました。時々良い成績を取ることはあっても、続くことはなく、いつ伸び期がやってくるのだろうと内心心配していました。
 六年生。宿題の量にアップアップの息子。思うように成績も上がっていかず、親も子も気持ちが段々焦ってきます。反抗期の入り口に差し掛かり、子どもの態度も随分反抗的になってきました。このままでは後悔することになると、夏休みには、どんどん進んでいく理科や社会のテストのために、暗記につき合いました。息子にしては本当によく頑張ったと思います。しかし、夏休みのテストでは成果は表れず、逆にクラスが落ちてしまうという結果に至りました。この時は、親子共々絶望的な気持ちになりましたが、直後の三者面談で、先生方が、息子の奮起を期待して厳しい処置をしたこと、一つ一つ積み重ねていくしかないことなど、息子に対して真剣にお話し下さり、随分救われました。幸いにも十一月には元のクラスに戻ることができましたが、相変わらずどこまで本気なのかわからない様子の息子でした。附属中の志望理由書を書いたり、学校の先生との面談、大木の先生との面談、先生方の熱心なご指導、主人の、本人がやる気になったら絶対伸びるという息子に対する大きな信頼が、恐らく少しずつ息子に響いていったのでしょう。徐々に変化が見られるようになってきました。最後の二カ月は、自分から、塾のない日も社会の再テストを受け、自習するために塾に行くようになり、受験までには再テストをクリアするという約束を先生とし、0時まで残り、頑張り続けました。それに伴い成績も急激に上がり、恐らく入試の時には一番いい状態に持っていけたのではないかと思います。
 息子は決して優秀ではなく、地道に努力できるタイプでもありません。でもこうやって合格することができたのは、大木スクールに通ったからだと確信を持って言えます。親として心がけたことは、塾を信頼して、言われたことを素直に受け止め、テストごとに一喜一憂しつつも、なかなかそうはいかず親子喧嘩もたくさんしましたが、なるべく褒めること、否定しないことでしょうか。思うようにならないこと、苦しいこと、たくさんの壁を、先生方の熱心な支えに助けられ乗り越えてしたこの経験は、これからの人生で困難に出会っても越えて行ける原動力になると思っています。本当にありがとうございました。